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各キノコに含まれる「トレハロース」の比較表 |
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| キノコ、カビ、酵母、紅藻、地衣および昆虫などが保持する非還元性二糖類。昆虫では、血リンパ中にあって |
| 主要血糖として存在する不凍性、耐寒性および耐乾燥性を維持するための天然物として活用されている。 |
| 昆虫やキノコ類をはじめとする微生物は、環境変異に対応するためにトレハロースを含有していると考えられる。 |
| さらにトレハロースは、保水性や保湿性を示す二糖類であり、皮膚の荒れや乾燥肌の改善に効果をもつことが |
| 細胞を用いた機能性効果試験や肌への直接的な塗布試験から確認されています。 |
| 特にキノコ類における含有量は多く、最近開発された雪嶺たけ(バイリング)では、天然のトレハロースが非常 |
| に多く含まれていることが確認されるとともに、理化学的な試験から、その保湿性向上や肌荒れ防止の機能的 |
| 効果が確認されました。 |
▽下記は乾燥物100gに占めるトレハロースの量の比較表になります。 |
| ◎1位 |
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22.3g(100g中) |
| ◎2位 |
ハタケシメジ |
16.9g |
| ◎3位 |
エリンギ |
15.3g |
| ◎4位 |
ホンシメジ |
9.8g |
| ◎5位 |
マツタケ |
8.7g |
| ◎6位 |
ナメコ |
8.6g |
| ◎7位 |
ヒラタケ |
8.3g |
| ◎8位 |
シイタケ |
5.2g |
| ◎9位 |
マイタケ |
4.3g |
| ◎10位 |
ブナシメジ |
2.4g |
| ◎11位 |
エノキタケ |
1.8g |
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資料提供:高崎健康福祉大学 教授 江口文陽 |
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