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最近、身近になったキノコにエリンギがあります。もともとはイタリアやフランスなど地中海沿岸のヨーロッパの国々で採れるヒラタケ科のキノコで、マツタケのようなこりこりとした食感とクセのない味でバター焼きや網焼きなどで食卓に欠かせない存在になりつつあります。
このエリンギはビタミンＢ１や食物繊維を豊富に含み生活習慣病に効果があることが明らかになっています。大学の研究室での動物実験では血圧を下げる働きが照明されているのです。高脂血症は血液中の脂質の量が必要以上に多い状態で「silent disease」といわれるように自覚症状がないのが特徴です。
どちらの病気も心臓病などの原因となり、放置していると取り返しの就かないことになりかねない恐ろしい病気です。
私たちが何気なく食べているエリンギが、生活習慣病に対する予防効果が期待されているのです。近い将来、エリンギから生活習慣病予防の新しい薬が生まれてくるかもしれませんね。
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【えりんぎの高血圧予防効果】
エリンギの煮だし液を高血圧のラットに与えたところ、血圧が下がり、与えすぎるとその効果が弱くなっていきます。正常な血圧のラットに同じものを与えてた場合は何の影響もありません。適正な量さえわかれば、高血圧などの症状に十分に効果があるといえるでしょう。
〈資料提供：高崎健康福祉大学〉
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